意識低い系の読書メモ

文学・会計学が中心

読書

(感想)色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

村上春樹の小説は割と読んでいる方だと思うが、随分と内省的になったなあと思った。 デタッチメントを書いたのが初期で、コミットメントが中期(ねじまき鳥とか)だとすると、今回のテーマは「自分に向き合うこと」だろうか。 文章は相変わらずライトで、気…

(感想)ヘミングウェイ「日はまた昇る」

原題は"The Sun also rises”。 ジェイクたちのモラトリアム的・享楽的・退廃的な日々。 時代は第一次大戦後、ジェイクの祖国アメリカは第一次世界大戦を得て、世界トップ国としての存在感を増した。 このころのアメリカには、どこか質実剛健で勤勉なイメージ…